オリジナルのレコードは1975年に発売された。吉田拓郎が広島から上京し、日本のトップ・シンガーソングライターになるまでの記録が全22曲、拓郎がブレイクするまでの初期の作品がたっぷり詰まっているのだ。
そもそも、エレックレコードとは、1969年から1976年までの7年間、フォークソングというジャンルを確立し問題作を次々にリリース、若者の大多数に支持された巨大レーベルである。アーティストは、吉田拓郎、泉谷しげる、海援隊、佐藤公彦(ケメ)、古井戸、佐渡山豊と、70年代を全力で駆け抜けたそうそうたる顔ぶれが並ぶ。
販売元のジェネオン エンタテインメントによると、これらアーティストの2枚組ベストを皮切りに、永らく廃盤となっていた作品、未発売音源なども交えた編集盤と、各アーティストのオリジナル作品を約90タイトル、順次再発売していくということだ。
21世紀の現在とは時代背景が違うものの、いつも何かに苛立って、いつも誰かに恋し、そしていつも夢を見ていた青春時代の情熱はいまとなんら変わることはない。当時のファンは、あの熱い情熱の時代を思い出し、いまの生活の活力源にするのもいい。若いファンは、日本が熱く燃えたぎっていた時代の匂いを味わって欲しい。
同時に発売されるのは、海援隊のベストアルバムと佐藤公彦(ケメ)のベストアルバム。武田鉄也が歌う「母に捧げるバラード」は珠玉の名作である。
ずうとるびのベストアルバム、エレックの黄金期のベストアルバム、そしてコミックソングを集めたアルバムなどが準備されている。
